2017/04/23

どうして、こんな画が描けたのだろうか





ご存じ、
宮本武蔵の、

名作

「 枯木鳴鵙図(こぼくめいげきず) 」
です。

生と死のドラマです。


枯れた木のてっぺんに、一羽の鵙(もず)が佇んでいます。
堂々たる威風、
眼光の鋭さ(実は、画がへたなため、何度か描きなおした、それでも、鋭さが出せない。甘いなあ、私)



枯木のしたの方には、一匹の芋虫が、這い上っています。


生と死の狭間のたたかい、
弱肉強食の世界、、、、

これだけでは、浅いのではないか???

実は、下の芋虫こそが、剣の修行者としての宮本武蔵そのひとではないのか

という見方が成り立つ。


屏風に飾る画でもあるので、長い和紙にえがかれており、このように、ブログの為に、無理矢理にA4にちぢめているから、バランスがとれていないと感じる。

すなわち、
枯木が、もっと日本刀のように、すうーっと長く、鵙と芋虫の距離感の長さ、
臨場感

をもたらすのだ。

剣でいうところの、いわゆる「間合い」だ。

私自身は、剣道、ボクシング、空手、陳式太極拳、ラグビーの右フランカーをしてきて、

この「間合い」というのが、

勝負を決するという一点で、最重要だということが、身をもって体感している。

そこ数センチの感覚で、攻撃が決まるか、防御が決まるかの世界なのである。
バガボンドを何度も繰り返して読むと、

その見切りの勝負が、よく出てくる、

「肉を切らせて骨を断つ」である。

武蔵の顔は、
見事に傷だらけである。


二つ前の記事においては、
宮本武蔵は、
吉岡清十郎を、

どうやって斬ったのか、覚えていない。
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