2017/09/06

交尾のとき、メスがオスを喰う


(画はおどろおどろしくなったのは、下記の理由だ。)


カマキリにおいて、
体の大きなメスが、小さなオスを喰う。
交尾の時に、喰う。
(目的は、やはり、種の保存なんだろうか?と考える)


共食いと交尾

  カマキリ類では、
同じ種類でも体の小さいオスが体の大きいメスに共食いされてしまう場合がある。

交尾の際も共食いが行われ、オスはメスに不用意に近づくと、
交尾前に食べられてしまうので、オスは慎重にメスに近づいて交尾まで持ち込む。

飼育環境下では交尾前に食べられてしまうこともあるが、
自然環境下では一般的に交尾の最中、メスはオスを頭から生殖器までむしゃむしゃと食べる(食べられないこともある)。


一般に報告されている共食いは、
飼育下で高密度に個体が存在したり餌が不足したりした場合のものであり、

このような人工的な飼育環境に一般的に起こる共食いと、
交尾時の共食いとが混同されがちである。

交尾時の共食いも、雌が自分より小さくて動くものを餌とする習性に従っているにすぎないと見られているが、詳しいことは未だ研究中である。


共食いをしやすいかどうかの傾向は、
種によって大きく異なる。
極端な種においてはオスはメスに頭部を食べられた刺激で精子をメスの体内に送り込むものがあるが、
ほとんどの種の雄は頭部や上半身を失っても交尾が可能なだけであり、
自ら進んで捕食されたりすることはない。

日本産のカマキリ類ではその傾向が弱く、自然状態でメスがオスを進んで共食いすることはあまり見られないとも言われる。ただし、秋が深まって捕食昆虫が少なくなると他の個体も重要な餌となってくる。



カマキリのオスは
生涯に複数回の交尾が可能なため、一匹のメスに食べられて自分の子孫の栄養となることが、自分の子孫をより多く残すために必ずしも有利となるわけではない。

オスがメスから逃げ切って別のメスと交尾することで、複数のメスからより多くの子孫を残すという戦略も有効である。
一方で、オスがメスに食べられた場合は、
その栄養でメスに食べられなかった場合よりも多くの子供が生まれることが分かっており、メスに食べられることで一匹のメスからより多くの子孫を残すという戦略も有効である。
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