2017/09/12

般若の面




怒りというものは、
心理学においては、悲しいという感情のひとつの表現である。

怒っているひとは、表面的に、いっけんこわいものがあるが、
実は、困っていて、哀しくて、それを訴えているのである。

私は、よく怒る人で、人から嫌われているひとの、かなしい気持ちがよくわかってきたことがあった、だから、よく怒りを訴える人と、じっくり話すことが出来てきた。
それは老若男女のいずれにおいても、そうだった。

逆に、
平然と、
ニコニコしながら、
丁寧な言葉ばかりしゃべっているひとに多いのは、
慇懃無礼で、
人を能力主義でみて、決めつけ、上から目線の人が多かった。

難しい人権問題をさもわかったように語るその口が、信じられないことが多かった。





般若の面(はんにゃのめん)、
般若面、あるいは単に般若は、
「嫉妬や恨みの篭る女の顔」としての鬼女の能面。


本来、「般若」(サンスクリット: प्रज्ञा, prajñā)は仏教用語で、
その漢訳語「智慧」(日常用語の「知恵」とは意味が少し違う)の同義語である。

しかし、語義と面の関係は薄い。

一説には、
般若坊という僧侶が作ったところから名がついたといわれている。

あるいは、『源氏物語』の葵の上が六条御息所の嫉妬心に悩まされ、その生怨霊にとりつかれた時、般若経を読んで御修法(みずほう)を行い怨霊を退治したから、般若が面の名になったともいわれる。

能では、
葵上や道成寺、黒塚などで般若の面が用いられる。


仏教用語としての般若が一般的でなくなった現代日本では、
「般若」を「般若の面」の意味で、さらには、「嫉妬や恨みのこもる女性」という意味で用いることもある。
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