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2018/06/17

楕円球  たどり着いたらいつも雨降り土砂降り  雷墜つ




★ 高校時代、、
なぜかこの唄をよくうたっていたなあ。
吠えていたなあ、
作詞作曲者の吉田拓郎より、モップスの方の印象がつよいのは、なぜだろう。

生徒の有志で、ラグビー同好会が結成され、自主的に練習を始めた。
ラグビーの指導書を読みながら、スクラムを組んだり、タックルの練習をした。
同好会は、職員会議に4回かけられたが、指導者不在ということで、認めずということになった、部員はちりぢりになった。
やけくそで、
ボクシングを始めた、突っ張りのヤンキーが、私を呼ぶ呼び名に、君をつけるようになった。おかしかった。
減量をした、試合に出た、負けた。
高三の夏になり、病弱になっていた父が自分の誕生日に49歳の若さで亡くなった。
荒れた、
大学進学を一時期、諦めた、
でも、母がヨイトマケの唄のように、私を支えてくれた。--


大学に入ったら、
絶対にラグビーをしてやろうと心に誓った。


大学に入って、
本格的にラグビーを始めた。
火曜日に入学して、入部を申し込み、土曜日には、初の練習試合に出場させてもらった。
嬉しかった。
もうすぐでトライという場面でスキが出た、腹部に激しいタックルを浴びて、息が止まった、
そうは問屋が卸さなかった。


高校からのラグビー経験者はより優位という「嘘っぱち」に負けたくないため、

誰よりも、
少しでも多く、練習した。
練習の虫になり、のち鬼になった。

雨が強雨になって、練習中止になると、他の部員や先輩たちは喜んで「半チャンつもるぞお」「パチンコ行くぞお」などと言いながら帰っていった。
すれ違いざまに、私は着替えて、
雨の中のグランドに飛び出した。

周囲の大学生たちは、酒タバコ麻雀パチンコ女遊び男遊び、、コンパコンパだった。私は、一切眼中に無かった。
楕円球だけが、友達だった。


芝生の少ないグラウンドで、走った、
走りまくった、走る練習をいろいろとカンガエタ。
タイヤ引きをかんがえた
、近くの自転車屋からチュウブをもらい、ガソリンスタンドに頼んで、大中小のタイヤも手に入れた。
タイヤ引きを1本から引きずってダッシュする練習をはじめた。初めから、ダッシュは出来なかった。引きずり歩くが精一杯だった。10mも行けなかった。
そうして、
だんだんと伸ばしていった。
最終は10本のタイヤを引きずりながら、100mダッシュを10本往復連続出来るようになった。
自慢じゃ無いが、
走り込みを強調する張本勲よりも走った。
走り込んだ時には信じられないくらいのコンセントレーションが出来た。ゲーム中、流れるように走りタックルし、ジャッカルをして、トライができた。



ボールを蹴りまくった。
一時期は、千本も蹴った。
千本は、わずか二回しか達成できなかった。
666本の記録と記憶とともに、グラウンドに倒れ、朝まで気づかなかったことがあった。馬鹿だろうと思う。
気絶は二度した。


雨が土砂降りになったときもあった、かまわずけりこんだ。
もともと、全天候型スポーツで、発祥地イングランドはいつも雨降りだ。何故に休むのか。

ゴールキックは、
10本中8本ポールに当てられるようなコントロールがついた。
失敗キックをスパイクのなかの見えない親指と人差し指の、微妙な上げ下げで、操作し、支配した。
50mのキックも入れることができた。

筋トレもしまくった。
バーベルを上げ続けた。
1日に2リットルも牛乳雪印アカディ(お腹下さないように)をほおばりながら、練習しまくった。
脚が変わった、下半身がかわった、お尻がしまった、上半身がかわった。
コンタクトするときに、怖いものがなくなった。
大学の裏手の小高い山を繰り返し上った、途中にある急坂の坂道ダッシュを来る日も来る日やり続けた。
ときどき、
倒れて眠った。


足が速くなった。
100走で優勝して、砲丸投げは準優勝した。
右フランカーのフォワードだったが、バックスよりもトライ数が多かった。1試合に5トライをとることがあった。それでも不満足だった。
フランカーだから、徹底的にタックルの練習もしまくった。タックルバッグにぶち当たり続けた。首に回りの僧帽筋が成層火山みたいになった。



後年、
キックは県ナンバーワンといわれ、国体選手に選抜された。
「黒い弾丸」
という異名で呼ばれた。




疲れ果てていることは
誰にもかくせはしないだろう
ところがおいらは何のために
こんなに疲れてしまったのか
今日という日が そんなにも大きな
いちにちとは思わないが
それでもやっぱり 考えてしまう
ああ このけだるさは何だ



いつかはどこかへ 落ち着こうと
心の置き場をさがすだけ
たどり着いたら いつも雨降り
そんなことのくり返し

やっとこれでおいらの旅も
終わったのかと思ったら
いつものことではあるけれど
ああ ここもやっぱり どしゃ降りさ

心の中に傘をさして
裸足で歩いている自分がみえる



人の言葉が 右の耳から
左の耳へと 通りすぎる
それほど 頭の中は
からっぽになっちまってる

今日は何故か おだやかで
知らん顔してる自分がみえる
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