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2018/10/15

圧巻とは?



圧巻は、
もちろん、投球全体だった。緩急をつけながら、三振数7にこだわらず、打たせて捕る。強打者には慎重かつ大胆に落としどころスライダーで斬ってとった投球全体だった。

でも、私が目をつけ、
私が、圧巻と思えたのは、ここだった。
何度か録画を観て、確信した。
いくら、菅野といえども、4点をリードして、油断も疲れも出てくるこの6回のタイミングだった。

6回2死、
上田をサードフライ、代打田代を三振で、2死。
次の投手の代打西田の当たり損ねが、サード方面に、丁度バントみたいに、でも高いバウンドで飛んだ。
このときの菅野の動きである。投げたと同時に(予測した動き)右につまりサード方面にするーっと音もなく動き、高いバウンドの跳ね上がりを素早くとって、踏ん張り反転の力で
ファースト阿部に瞬時に投げた。軽い、速い、無駄がない、バテていない、
息が乱れていない、汗をかいていない、(いや、後で気づいたが、菅野のユニフォームの背中は色が全く変わっていた、水色が濃い青色になっていたーつまり、汗びっしょりだった〜其れだけ、全神経集中だった。〜前方からは分からない)平然、無表情、だった。無駄なスッテプが無い。

剣豪的に言えば、最小半径で佐々木小次郎を倒した宮本武蔵のような斬れ味だった。

一乗寺下り松で吉岡一門の七十人を、斬り捨てていった武蔵の狂気の天才的な剣舞のように、
大舞台で、ノーヒットノーラン達成をした。

速すぎる菅野は、、いわばゾーンの動きである。
(先日、あった井上尚弥のワンツーパンチである。)

もし、サードのマギーにとらせていたら、完璧にセーフだった。
もし、江川卓投手だったら、とりにいかないので、ギリギリヒットだった。
もしも、江川氏がノーノーや完全試合が
あるとするなら、高めで三振をとってしまうことである。

菅野が、全運動神経を張り巡らせていた。つまり、もうすでに、完全試合を狙っている動きだった。

もし、菅野自身が、足腰バテて、疲れていたら、とり損ねて、ファンブルするはずだった、
エラーやヒットがついたかも知れない。
それらの心配が、一切ない。
身体の体力、体幹のバランス、精神的持久力、すべて鍛えている。

完全に、完全試合のペースだった。

私は、ここのゴロ処理が圧巻だったとみていた。

この6回ウラが終わったイニング交代の時に、マギーが、グラブを菅野のグラブに、ちょこんと当ててきた。
サンキューとリスペクトの合図である。
阿吽の呼吸である。

でも、
近い将来、菅野は完全試合を達成するでしょう。
0出来る確率より、できない確率の方が低い。r
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圧巻とは?

《「巻」は、昔の中国の官吏登用試験の答案。
最優等者のものをいちばん上にのせたところから》
書物の中で最もすぐれた詩文。
作中、最もすぐれた部分。
転じて、全体の中で、最もすぐれた部分。
出色(しゅっしょく)。
「恋人との別離の場面は圧巻だ」

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